おばあちゃんの袖無し
山形のおばあちゃんから袖無しが届いたよ。
御年91歳。糸も布も大事に使う大正生まれ。
同封された手紙には
「不揃いの 編目にまじる 白髪かな」
「孫に編む 袖無し編針 糸さがし」
いい句ですな。
そういえばこないだ田舎に帰ったとき、博物館で見た「たっつけ」に興味が湧いて、おばあちゃんに聞いてみたところこんな昔の教科書を見せてくれた。
昭和15年の教科書を取ってあるってすごい!
当時の話、村で流行りのパターンで作った服を修学旅行に着ていったら、行った先の東京の人に
褒められ、どんなパターンか聞かれたりしたんだって。なんだか嬉しそうで、私も嬉しくなった。
私もおばあちゃんもきっと褒められて育つタイプ。
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